鍼灸治療

頑固なコリや慢性痛には鍼灸治療が有効です。痛みの原因となる部位や関連する経穴(ツボ)に鍼を刺入する事により、筋肉の緊張を緩めて血流障害を改善し、本来の正常な状態に戻すよう、身体に働きかける効果があります。

また、鍼灸治療には痛みを抑える鎮痛作用があります。
鍼灸をすることで、脳に痛みを制御するホルモン物質がつくられ、痛みを脳に伝える神経経路をブロックし痛みを抑えます。また、患部の血行を調整し、白血球を増加させ、痛み、疲労、炎症の原因となる物質を老廃物として排出する作用を持ちます。 自然治癒力を高め、痛みを抑えるなどの効果がある鍼灸治療は、継続して治療をしていくことで体質を強く変化させ、自律神経系やアレルギー体質を改善していくことができます。
鍼灸の針の太さは、一番細い0.14mm(0番)から1号につき0.02mmずつ太くなります。当院で使用されている太さは、0.14mm(0番)から0.24mm(5番)までです。
ヒトの髪の毛でおよそ0.1mmですので、髪の毛より少し太いですが極めて細く痛みも少ないです。
鍼の材質は折れにくいステンレス製の鍼を使用し使い捨てですので衛生面でも安心で安全です。針の太さと刺入する深さは、患者様体型や体質、治療する箇所や患部の状態によって変わります
採血などで一般的に使われる注射針の太さは0.7~0.9mmです。それに対して鍼灸の針でよく使われる太さは0.14mmと、注射針の3分の1以下です。そしきを切って刺入する注射。より細い先端で丸みを帯びています松葉形
きわめて細いステンレス製の鍼(長さ約40mm~80mm、太さ直径0.17mm~0.33mm)を経穴(ツボ)に、ほぼ無痛で刺入します。経穴(ツボ)に刺入した鍼は一定の刺激(鍼を上下したり回旋、振動させたりします。)を加え直ぐに抜く方法と10~15分間置いておく場合があります。また、刺入した鍼に、微弱な低周波パルス通電をする場合もあり痛みや筋肉のこり、血液循環の促進に効果があります。
人の身体は、弱ったところや病気があると、自然に本来の正常な状態を保ち、自分の力で治そうという機能を持っています。鍼灸治療はその『自然治癒力』を高め、血液循環、内臓、免疫などの働きをその人が持つ本来の正常な状態に戻すよう、身体に働きかけるのです。
また、鍼灸治療には痛みを抑える鎮痛作用があります。
鍼灸をすることで、脳に痛みを制御するホルモン物質がつくられ、痛みを脳に伝える神経経路をブロックし痛みを抑えます。また、患部の血行を調整し、白血球を増加させ、痛み、疲労、炎症の原因となる物質を老廃物として排出する作用を持ちます。 自然治癒力を高め、痛みを抑えるなどの効果がある鍼灸治療は、継続して治療をしていくことで体質を強く変化させ、自律神経系やアレルギー体質を改善していくことができます。